・13日午後8時過ぎ(午後10時15分ころの別報道あり)
・富士宮口新5合目駐車場で落石。高さ4mの防護フェンスを破り、重量約1t(当初3tの報道)、約1.1m(直径約1m, 1.2m, 1.5mの別報道あり)の岩がキャンピングカーに衝突。
・5合目にあるレストセンター関係者が、午後8時すぎに「ドン」という音を聞いて、「落石があったようだ」と、県富士土木事務所に連絡。土木事務所の職員が大破した車を見つけ県警に通報。到着した消防・救急隊員が、車中にいた奈良県の団体職員の男性(68)を救出したが、死亡を確認。
・岩は富士宮7合(標高3000m)付近の登山道から200mほど西側から、標高差600m, 距離1.4kmを落下したと見られる。キャンピングカーの居室部分を貫通し、駐車場のもう1台にも当たり、さらに鉄製の柵を壊して止まった。(10mほど離れた別の乗用車にぶつかって止まった、との別報道あり)
・近くにいた人「すごい音がして、ぱっと見たら車が揺れていた」
・落石防止柵は、直径60cm、重量約300kgの石が高さ40mの斜面から落下しても耐えられるような設計。県道路局は「今回は耐重量を超える石が落ちてきた。3tもの石の落下は想定していなかった」として、当面新5合目駐車場を立ち入り禁止にした上で、14日早朝から登山道と斜面の緊急点検を実施。登山道自体は、パトロールを強化したうえで閉鎖はしない方針。
・県警山岳遭難救助隊長「登山道以外は登らない。落石の方向が分からない夜間登山も控えたほうがいい」。
・静岡県側の落石事故は1989年以降、今回の事故を含め8件。すべて雪解け直後で地盤が緩む7~8月に発生。静岡県側で落石により死者が出たのは、98年8月に女性が頂上付近で直径約1mの落石に当たって死亡して以来。
・山頂までの登山道は残雪のため9合目以上は規制されていたが、14日午前0時に規制解除を予定していたため、現場周辺には当時、大勢の登山客がいた模様。
・男性は登山のため1人で来ていたが、天候が悪かったため、キャンピングカー内で待機しており、家族に午後8時ころ「風が強いので登山をやめて寝る」と連絡した直後だった。
(2009/07/14:朝日新聞, TBSほか)